日本は医療制度がしっかりしている国です。
何かあればすぐに病院に行けますし、ドラッグストアで薬を買うことも当たり前にできます。
何かあったときのための保険も充実していますし、何らかの保険に入っている方がほとんどです。
ただ、それらはすべて何か症状があらわれてから行うことです。
日本は医療面では優れているものの、そもそも病気にならないようにする「予防医療に関する意識」は、先進国の中ではかなり低いと昔から言われています。
保険も大切だけれど、健康上の問題が起きないことのためにお金をかけているという方は、ごく一部の健康に対する意識が高い方に限られる傾向があります。
日本人は平均寿命が長いことでも知られていますが、寿命と健康寿命は違います。
同じ長生きでも、晩年のほとんどを寝たきりで過ごした方と、亡くなる直前まで元気に活動していた方では、生活の満足度は大きく変わります。
適度な運動、適切な食事、十分な睡眠、そして日頃のケアは、健康寿命を延ばすことに繋がります。
何かあってからではなく、何かが起きないように、元気なうちから健康に関する意識を高めてみませんか?
肩こり、腰痛、疲れやすさなど、病院に行くほどではない不調も放置せず、どうぞお早めに専門家に相談してみてください。